声をかけられた瞬間全身に電気が走ったみたいにゾクゾクする感覚がはしった


本能が言ってる


こいつに関わってわ行けないって


「ごめんなさい・・・」


「あ、ゆいちゃん!そいつがさっき言ってたもう一人の奴。新城 伊織。」



新城 伊織・・・。これが貴方の名前。




「あ、こんばんわ。相川 ゆいです。」


ゆいなんてうそ。本当の名前はうあ。


この人達には名前を教える資格がない。


それにもう二度と声をかけることもかけられることもないんだし。


「じゃあー、ほんとにこれで失礼します。またどこかでお会いできたらいいですね。
ミズキさん。新城さん。それでは。」


あー、はやくかえろ。


大人のふりはめんどくさい。


いつものうあが一番いい。


そう思いながらうあは家にかえった。