何分泣いていたかなんてわからない。


だけど文句の1つも言わないでそばにいてくれた新城さんに優しさを感じる。



『新城さん。ありがとう。』



そう言って微笑むけどもうういを見つけたからうあには生きる理由なんてない。



ただういの証を見つけただけでそれだけでうあは生きた心地がある。



うあは頑張って生きたよ。


もう誰かをういの代わりにするのは嫌だ。


うあが悲しいだけで何もない。


そんなのいらない。


もう悲しい思いなんてしたくないの。