ある日のこと



「ふーちゃん!ふーちゃんのこと呼んでる子がいるよぉー」



「んー誰ー?」



「えっと……3年1組の古賀南です!

あの!今日の放課後、屋上で待ってます!」



「う……うん」





屋上……か、余り好きじゃないんだよなあの場所

そして……貴方誰!?



……とはならず、知ってる人。
ただ、今まで関わりが余りなかった。
あるのは1年のとき、同じクラスだっただけ。
そんな古賀くんが私に何の用なんだろう?





放課後in屋上



「お、俺小玉さんのことが好きです!
付き合って下さい!!」



「ごめんなさい…………
私、好きな人がいるの」



「あっ、そうですか………
すみません」




はぁー好きな人、ね

古賀くんは凄いよね気持ちをちょっと好きな人に伝えるなんて………


私にはそんな勇気ないし

嫌われてるし

私はずっと告白はしないつもり





「へーお前でも好きになってくれるやついるんだ」



「っ!恭也っ!聞いてたの!?」



「ああ、お前みたいなブスにも好きな奴がいるとかな」




うわ~~~よりにもよって恭也に聞かれてたぁ/////

まさか知るよしもないよね



そのブスが好きな人が自分だって…………