「おいおい、マジかよ」 「まさか、本当に此処にも現れたっていうのかよ?」 その時、背後から聞こえてきた声に振り返ると、そこには三人の男子がいた。 「あなた達も様子を見に来たの?」 「ああ。・・・・・・だが、この状況は・・・・・・」 そう言った時、何処からか飛んできたエネルギー弾が、神蘭達の近くの地面を抉った。 「まずい。ここを離れるぞ」 この場所は危険だと判断したらしいその言葉に、神蘭達は寮から離れるように走りだした。