謎解き少女 第1話 ひとりの少女

ガランとしたところにあたしと堀井君。

「なんか呆気なかったね。」
「このくらいがいいよ。でもね、今思ったっちゃけど、最初に警察に通報しとけばよかったっちゃん。」
「マジやん。なんでせんかった?」
「あたし、謎解きが大好きやけん、謎に気をとられてケータイの存在忘れとった。」
「おいおい…。」