「宮口先生は課外を終えた後、すぐに準備に取り掛かった。
宝箱をそれぞれの場所に隠し、桔田先生の机の上に脅迫状を置いた。
でも先生がしたのはそれだけ。
今はたぶん、あたし達の行動を監視して、このパソコンを遠隔操作でもしよるっちゃない?」
「監視ってどーやって?
尾行しよったらバレるやん。」
「監視カメラ。
いや、ここでは隠しカメラって言うべきかもしらん。
そこらじゅうに仕掛けられとるよ。」
「えっマジ?」
「ほら、そこの廊下のあの段ボールの中にも。」
「うぇ~~。ん?ちょっと待てよ?
今宮口先生がしたのはそれだけって言ったよね?
じゃあ咲井さんを追いかけよったあの鬼は?
まさかの桔田先生?」
宝箱をそれぞれの場所に隠し、桔田先生の机の上に脅迫状を置いた。
でも先生がしたのはそれだけ。
今はたぶん、あたし達の行動を監視して、このパソコンを遠隔操作でもしよるっちゃない?」
「監視ってどーやって?
尾行しよったらバレるやん。」
「監視カメラ。
いや、ここでは隠しカメラって言うべきかもしらん。
そこらじゅうに仕掛けられとるよ。」
「えっマジ?」
「ほら、そこの廊下のあの段ボールの中にも。」
「うぇ~~。ん?ちょっと待てよ?
今宮口先生がしたのはそれだけって言ったよね?
じゃあ咲井さんを追いかけよったあの鬼は?
まさかの桔田先生?」


