地歴公民室

堀井君と一緒に中へ入る。
そこにはパソコンが一台、机の上にセッティングしてあった。

そのパソコンに近づくと、ディスプレイに文字が表示された。

『ようこそ。二の四の生徒。それでは早速最終問題の答えを聞こう。』

あたしは一度深呼吸をした。
「この最終問題の答え、つまり、この事件の犯人は……」

教室内に緊迫した空気が漂う。
そしてあたしは思い切って言った。
「桔田先生。」