走って目的地へ向かう。
ピーピー
左手首を見ると、
2/37 松浜光葉
やはり、捕まってしまったようだ。
じゃあもう鬼来ないかな?と、後ろを振り返ったら、鬼が追いかけてきていた。
「え?えぇー!」
鬼の足はなかなか速くて、このままだと捕まってしまうと思ったあたしは、目的地に通じる階段を上らずに廊下を右に曲がった。
職員室の前を通り過ぎようとした時、いきなり腕を掴まれ、右に引っ張られた。
「ぐうぇっ!」
ピーピー
左手首を見ると、
2/37 松浜光葉
やはり、捕まってしまったようだ。
じゃあもう鬼来ないかな?と、後ろを振り返ったら、鬼が追いかけてきていた。
「え?えぇー!」
鬼の足はなかなか速くて、このままだと捕まってしまうと思ったあたしは、目的地に通じる階段を上らずに廊下を右に曲がった。
職員室の前を通り過ぎようとした時、いきなり腕を掴まれ、右に引っ張られた。
「ぐうぇっ!」


