「というと…?」
「最初の文字はそのままの位置で固定しといて、次の文字は1個下に、その次は二個下に、最後は一周して戻ってくると。」
光葉ちゃんはカードにシャーペンで線を書く。

「じゃあ答えは、club、side、tree?」
「部活、横、木…か。」
「そう。その三つが当てはまる場所といったら…。」
光葉ちゃんは木を見上げた。
「ピンポーン!眠り姫大正解!」
笑顔で言った。
「ではその木の根元にある小箱を拝見しましょうか!」