4年前〜*

姫愛は落ち込んでいた
当時12歳だった姫愛は
親の仕事の都合で地元を離れ引越しした。

姫「なんで引っ越すんよ〜
中学校全く知らんの嫌やってばぁ」
親「わがままゆうなや
姫愛やったらすぐ溶けこめるわ」

なんでなんもわかってくれへんのかなぁ。
うちわみんなと離れるん嫌やったのになぁ。
ここどこなんやろほんま。
はぁ、一人でぶらぶらしにいこかなぁ。

姫「ちょ、おとん
部屋片付けとて〜」
父「なんでやねん。じぶんでせえや」
姫「ぶらぶらするんです〜
ほっといてください〜(笑)」

そして姫愛は家を出て
自転車にまたがりひたすら
まっすぐに自転車をこいだ
すると…

?「あ、姫愛やん!
こんなとこでなにしてるん!!(笑)」

誰かに声をかけられ
姫愛はだれだろうな〜と思っていた。

美「私やで!美夜!」

昔親同士が仲良くて
よく遊んでいた美夜だった。
昔は黒髪のストレートで可愛らしい子だった
でも今は髪の毛を金に染めていた

姫「え?(笑)美夜?(笑)
うそやろ?(笑)髪の毛なにそれ(笑)」
美「いいやろ〜
もう中学やし髪の毛染めてみてん!」
姫「え〜なんか気持ち悪い(笑)」
美「そんなん言わんといてーや(笑)」

そんな他愛もない話をしながら
美夜とひたすらしゃべってた

?「おーーい、美夜ー!!」

遠くから美夜をよぶ男の人の声がした

その人が私の人生を大きく変えるなんて
おもいもしてなかった………