「まさか!まず、バイトすらしてないじゃないですか。」 とりあえず仕事場に行きましょう。というふうになったのでその人のあとをついて行くことにする。 クビにやならなくてよかったとそれしか頭の中になかった。 そういえば、と風花が口にする。 「お名前教えてもらってもいいですか?」 あぁ、まだでしたね。 「理人といいます。」 リヒトと間違いやすいですがマサトです、 という一言も添えて。 「あの、私風花といいます。」 「よろしくお願いしますね。 そんなふうに自己紹介がすんだ。 ……………