私とあいつの38日



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とりあえず、朝はいつだってやってくるわけで。

慣れないベットでそのまま寝たせいか、寝つきが悪くて、なかなか寝付けなかった。

だからこんなに早く起きたはいいんだけれど、これからどうしよう?

おじいちゃんには、歓迎されているようだけれど、理人さん?と呼ばれた人には歓迎されていないみたいだった。

「散歩.....でもする?」

1人になると独り言が大きく出てしまうのは、もう仕方ない。

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チラッと視界に横切る物があった。

何?

誰かが見張ってる???

斜め上、二時の方角。


どうしようか。特に危害を加えると言うわけでもなさそう。

「暇そうで何よりですね〜。
ご苦労様です〜。」

とりあえず私の監視だろうな。

何もしたいって言うのに。


失うものも、手に入れるものもない。