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ガチガチと固まっていく風花をよそに理人は
何事もないようにお茶を用意していた。
もしかして、この豪邸の警護とか?
いや、ご主人様の警護??
沈められる?!
変な妄想で頭がいっぱいになり始めたころ
理人が口を開いた。
「主人が帰ってきたようですよ。」
ここまできたらしょうがない、腹をくくってやると涙目になりそうになったが
ぐっと堪える。
怖い人が来るものだとずっと思っていたが人当たりの良さそうなおじいちゃんが部屋に入ってきた。
思考がいったん止まる。
次によかったぁと心の中でガッツポーズ。
コロコロ変わる風花の表情をみて理人が笑っていた。
「遅くなって申し訳なかったね。
しかもわざわざ出向いてもらうようなことをしてもらって…。
なのぶん年寄りなもんでねぇ。」
目元のたるみで顔の表情が優しく見えた。
「バイトなので当たり前です!なんでもやります!おじいちゃん!!」
風花はおじいちゃんと言ってしまったことにハッと気づき“すいません、”
と謝るがおじいちゃんでいいよ、と言うので甘えさせてもらった。
「それはそうとどんな仕事ですか???」
