みんな盛り上がってるなー。


あ、そうだ。手洗いに行こう


確か外に手洗い場が…



私はみんなのところから

抜け出し、手を洗いにいった。


「あった!あった!

結構暗いな…」


手を洗ってると



ザワザワっ

と大きな木が音を立てて揺れる



な、なんか怖いな…


一歩ずつ後ろに下がると

大きな石につまづいた。



『キャ!!』













「っと…危なっ


大丈夫?」







『友君…』




「手、洗うなら言ってよ

ついていくのにさ」


『ご、ごめん…』


「花…

俺もう花になにもしないって

約束する。

だから昔みたいに頼って?」



『うん…わかったっ』


「行こう」


『うん!』