友side
朝
いつものように健斗から
電話がきて
起きる。
まだ花とは仲直りしてない。
色々ぼんやりしながら
家を出る。
「あ…っ」
そこには見覚えのある姿。
「よぉ」
「裕太」
「一発殴りにきた」
「え?」
「なんてウソだけどさ
マジで
お前らむかつくわ」
「は?」
「お前 琴吹のことどう思ってるんだよ」
「はぁ…みんなして花、花って
なに?
俺には「関係ないって言うんだろ!」
胸ぐらをつかんできた裕太。
「お前はあいつが好きなんだよ!
どうせ朝から琴吹のこと考えてるくせによ。」
「考えてるよ。それがなに?」
「俺、あいつに告った」
「・・・そう」
「なんとも思わねぇのかよ」
「別に」
「もう、お前の琴吹じゃねぇだぞ」
「・・・」
「あいつはもう
お前の名前は呼ばないんだ」
「…だからなに」
「もうお前らの縁は切れて
幼なじみじゃねぇんだぞ!!
それでいいのかよ!!
なんか言えよ! 三毛!」
「俺だって…」
「え?」
「俺だって…
自分の気持ちが
全然わかんないんだよ!!
ただどうしようもなく
守りたくて
触れたくて
抱きしめたくて
けどそれがなんなのか
ずっと考えてた
けど今でもわかんないだよ!
お前に…っ
お前に…っ
俺の気持ちはわからない!」
「バーカ…
それが好きってことなんだよ。
ようやく気づいたか?
バカ友」
「それが好き…?」
あの気持ちが好きってこと…か?
俺があんなに感情的なるのは
はじめてで自分でも驚いてる。
「花に…っ 花に告ったって聞いたとき
渡したくない。って思った」
「フッだろ」
「・・・渡さない。」
「だ!か!ら!俺はとらねぇって。」
「は?」
「告ったのは本当。
けどお前らのためにだよ。
琴吹のことわかりきってるのは
お前だけだろ?」
「・・・うん。
けど、もう遅いよ」
「なにも遅くなんかねぇよ。」
「向こうは俺のこと…」
「さぁなー
けどお前の気持ちは抑えられんのか?」
「ムリ… っ」
「フッじゃーな」
「え?」
「あとはお前1人で頑張れ」
「…さんきゅ」
「ま、いいってことよ。
昔、三毛に助けられた借りあったから
返しただーけ。
じゃーな」
「おう」
花は俺にキスした。
本気だったと言っていた。
ってことは俺らは…
両想い?
朝
いつものように健斗から
電話がきて
起きる。
まだ花とは仲直りしてない。
色々ぼんやりしながら
家を出る。
「あ…っ」
そこには見覚えのある姿。
「よぉ」
「裕太」
「一発殴りにきた」
「え?」
「なんてウソだけどさ
マジで
お前らむかつくわ」
「は?」
「お前 琴吹のことどう思ってるんだよ」
「はぁ…みんなして花、花って
なに?
俺には「関係ないって言うんだろ!」
胸ぐらをつかんできた裕太。
「お前はあいつが好きなんだよ!
どうせ朝から琴吹のこと考えてるくせによ。」
「考えてるよ。それがなに?」
「俺、あいつに告った」
「・・・そう」
「なんとも思わねぇのかよ」
「別に」
「もう、お前の琴吹じゃねぇだぞ」
「・・・」
「あいつはもう
お前の名前は呼ばないんだ」
「…だからなに」
「もうお前らの縁は切れて
幼なじみじゃねぇんだぞ!!
それでいいのかよ!!
なんか言えよ! 三毛!」
「俺だって…」
「え?」
「俺だって…
自分の気持ちが
全然わかんないんだよ!!
ただどうしようもなく
守りたくて
触れたくて
抱きしめたくて
けどそれがなんなのか
ずっと考えてた
けど今でもわかんないだよ!
お前に…っ
お前に…っ
俺の気持ちはわからない!」
「バーカ…
それが好きってことなんだよ。
ようやく気づいたか?
バカ友」
「それが好き…?」
あの気持ちが好きってこと…か?
俺があんなに感情的なるのは
はじめてで自分でも驚いてる。
「花に…っ 花に告ったって聞いたとき
渡したくない。って思った」
「フッだろ」
「・・・渡さない。」
「だ!か!ら!俺はとらねぇって。」
「は?」
「告ったのは本当。
けどお前らのためにだよ。
琴吹のことわかりきってるのは
お前だけだろ?」
「・・・うん。
けど、もう遅いよ」
「なにも遅くなんかねぇよ。」
「向こうは俺のこと…」
「さぁなー
けどお前の気持ちは抑えられんのか?」
「ムリ… っ」
「フッじゃーな」
「え?」
「あとはお前1人で頑張れ」
「…さんきゅ」
「ま、いいってことよ。
昔、三毛に助けられた借りあったから
返しただーけ。
じゃーな」
「おう」
花は俺にキスした。
本気だったと言っていた。
ってことは俺らは…
両想い?
