天然な彼が男らしくなったとき♡

日曜日




私は柿本くんと出かけることにした。




「はぁ⁉︎あいつ素直じゃねーな」


『違うよ。

私のこと好きじゃないんだよ』



「そんなわけねーだろ」



『昔から友君は優しい人なの。

ドジだから助けてくれて

泣くから優しい言葉かけてくれて

ただの幼なじみだから。』



「・・・恋ってほんと

うまくできないようになってんだな。

お互い
避けてたら

なんも始まんねぇーぞ？


待ってたら距離が開くだけだぞ」



『友君は言ったの！

関係ないって。


私の恋愛に

友君は関係ないって言ったんだよ？

私のこと

好きだったらそんなこと…

言わないよ。』



「・・・」



『もう、諦めようかな…あはは」



「じゃあ、さ


























俺にしとけば？」



『え？』



「報われない恋より


新しい恋じゃん？



俺ならあいつみたいに

傷つけたり しない。」



『けど「ま、考えといて。」


『ちょ！柿本くん！


はぁ、




どうしよ』