「う"…」




『ん……、、と、友君⁉︎』





「大丈夫?」



『どうして⁉︎』



「体が勝手に動いた。

フッ大丈夫。


かすっただけ」



『よかった』


「それより花は?」



『友君のおかげで平気だよ』


「そ…よかった。

結構落ちたな。上の二人が見えない」


『ほんとだ。怖いよ』


「大丈夫。


あの二人のことだからなんとかしてくれる。


動かずに待とう」


『うん』


それにしても寒い。


手で体を温めていると



自分の上着をかぶせてくれた。



『友君…いいよ、大丈夫だよ?』


「よくない。俺からのお願い」


『友君…でも友君も寒そう』


「うん、寒い」



『え!じゃあ「だからギューとしとく。そしたら一石二鳥」