放課後

「ねぇ健斗、花、三毛沢

今からどっか行こうよ!」



「お、いいね〜!」

一番最初に乗ったのは柏木くん。
分かりやすい…笑





「俺、家で寝たい」



「ダーメ!!


高校生活ってあっという間なんだよー。

特に一年は!

今を楽しまなきゃ!」



「そーだ!そーだ!」


『そうだよ。友君』




「・・・はぁ。わかったよ 行くよ」



「「ひゃほぉーい!」」



あの二人についていけないよー



「なんだかんだお似合いだよね。
あいつら」


『うん!息ぴったり』



「おい!


今、俺が行く場所決めてるんだから二人ともちゃんと聞けよー!


まず買い物

次カフェ

また買い物

次、夕日を高いところからみる

んでまた買い物」

「どんなけ買い物行くのよ!!

あとそんなお金ない!

金欠なの 私っ!」


「買い物ばっか疲れる」


「もうバカ!

今のをぎゅとしてカフェに行こう!」

「え〜!


めっちゃぎゅってしたじゃん!

夕日はー?ロマンチックじゃん」



「全く興味ない!二人は?」
「ない」



『ごめんね…私も』


「え〜!!うううー…」


「泣くフリしない!はい!行こう!」


私たち二人はポカンと教室にいた。


『なんか迫力あるね』

「今ので疲れた」

『でもワクワクするね!』


「フッそうだね」


「ちょっとー!!二人とも早く!」


「行こう」


『うん!』