家に帰り、親父に頼み込む。











「親父、県でNo.19の青山財閥、潰してくれ。」

「青山財閥?聞いたことない財閥だな。
その、青山財閥の娘か、息子の名前は?」










青山の名前?













「あー、葉月?」














その瞬間、ヤバい顔をした、親父。







「雄馬、まさかだが、その葉月ちゃんに
なんもしてないよな………?」








「は?なんもしない訳ねーじゃん。
彩香達と、自殺するまで、追い込んだ。」

























「……雄馬、申し訳ないが、雄馬には、加藤財閥を任せられない。」




「は!?なんで……。」















「いずれわかる。お前がどんだけ酷いことをしたのか。」

「うるせーよ!」












俺は、ドアを思い切り、しめた。




































「葉月ちゃんの財閥は……
世界No.1の財閥……富麗財閥の娘なんだよ…………。」















まさか、親父がそんなことを言っているとは、知らずに…………