ラブレター〜ミサンガの奇跡〜

「待って!」






立ち去ろうとする潤を呼び止める。






「まだ何か?」




「私のこと覚えてる?ほら、幼馴染の…」




「お前、だれ?
なんかさ、初めて話したのに馴れ馴れしんだけど。」






話の途中で口を挟まれた。






「…え?」






今、潤なんて言った?




私のこと、覚えてないって…。






「話はそれだけ?じゃあ俺帰るわ。」






それだけ言うとどこかへ歩いて行ってしまった。






「どういう……こと?」






私はその場にしばらく立ち尽くした。