子猫と暴走族



家から飛び出して走り続ける。

繋華街を走り続ける。

皆から視線を感じるがそれどころではない。

あんな家、絶対にもどりたくない。

そう思いながら走る速度を落とさない。


この先に海があるはず。


とても綺麗な海が。

とりあえず海に行こう。

そう思い、走る速度を上げて海を目指す。




一粒、一粒と涙をこぼしながら。