「こいつをお前らに渡すわけねぇよ。な、琴葉。」 「うん、当たり前だよ樹。」 残りの3人もフードを外した。 「あ!」 「転校生!」 黒蝶は驚いてた。 「ちゃんと自己紹介してやるよ。俺は丸山樹、白華の総長。」 私を抱きしめたまんま話してるし。 一応白華幹部の中では真ん中の身長。 「俺は佐々木当夜。」 「飯田萌音、学校では茶髪(ウイッグ)。ほんとはピンクだよ。」 「高崎駿、副総長。高崎葵の双子の兄。」 一番大きい。 駿がそう言うと黒蝶は目を見開いた。 「え?そうなの葵。」 「ああ。」