「他とは違う大町さんは、俺の目にはかっこよく見えて、もしかしたら俺の趣味のことも、大町さんなら真剣に聞いてくれるんじゃないかって思ったんだ。それでとりあえず話すきっかけをと思って、あの日、体操服をわざと忘れたんだ」
「え! あれ、わざとだったの!?」
「じゃなきゃ、わざわざ女の子に自分から話しかけたりしないよ。俺だって、女子と遊びまくってるわけじゃないんだし」
「え」
「何その反応!? 少し、傷つくんですが!?」
「いやだって、いつも女の子も岡地君のグループにいるし……」
「え、ああ、美香? 美香は別に、ただの友達だし……」
「え! あれ、わざとだったの!?」
「じゃなきゃ、わざわざ女の子に自分から話しかけたりしないよ。俺だって、女子と遊びまくってるわけじゃないんだし」
「え」
「何その反応!? 少し、傷つくんですが!?」
「いやだって、いつも女の子も岡地君のグループにいるし……」
「え、ああ、美香? 美香は別に、ただの友達だし……」

