実は姉は、コスプレが趣味なのである。



近くでイベントがあると、必ずと言っていいほど、好きなアニメのキャラクターの格好のコスプレをして、会場に行く。



そんな姉は、男装という大きな壁をとって払うのに、うってつけというわけだ。



だがしかし、姉にこの漫画を見せて、「この男子みたくしてほしい」と言うと、目を輝かせて、大きく頷いた。



ここまではなんとか予想の範囲内だったのだけど、そこからがまあ壮絶で。



まあなんやらあって、今私は、男性らしい服装をしています。



なんやらは言いたくありません。



正直、胸のさらしがキツイけど、「コスプレの一歩さ!」と自信満々に言われたあかつきには、もう諦めるしかないと思う。