とにかく無我夢中に家まで走って、自分の部屋まで無言だった。



部屋に入った瞬間、かばんを放り、ベッドにダイブした。



「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」



枕に向かってなので、近所迷惑にはなってません。



というか、さっきのなに!?



私は、さっき起きた出来事を、まだ信じられないでいた。



なんで私、壁際まで追い詰められてんの!?



でもあれ、どっかでみたことあるような……。



……壁ドンじゃねえか! あれ!