「俺、朱音のこと好きだよ」



私は一瞬、何が起こったのか理解できなかった。



しかし理解した瞬間に全身が沸騰するように体温が上がるのを感じた。



「なうえおおおおいや、あの」



「友達として!」



……………………



「で、デスヨネー!」



くそー、何を焦ってんだ自分は。



というか私たち友達だったんですね。



いや、それはそれでいいですけど。