「もしかして、流星?」



流星とは、岡地君の下の名前だ。



やっぱり、感づかれてる……!



「う、うん。そう」



「なら帰った方がいいよ。サッカー部の部活、六時まであるし」



「いや、一応一緒に帰る約束してて……」



うわああ、こえええ!



一瞬でも選択誤ったら、刺殺されそうな勢いだよ!



そんなこと、絶対ないだろうけど……