ーーギュ

すると、綾矢は私を抱きしめながら

「お前見てたのか.........。でも、今日いたのはあるものを買う為に同僚に意見聞いてたんだよ。心配ならそいつ呼ぼうか?」

「ううん。大丈夫。疑ってごめんね.........。」

すると、

「てか、俺チョコもらってないんだけど。しかも、あらぬ疑いかけられたし。」

そう黒い笑みでも言った。

「え?だから、ごめんって。ちょっと待ってて。」