また、朝が来た。 学校に行って。 だるい授業して。 帰る。 でもそこにあなたは……いない 「舞……」 「ごめん。今日もちょっと体調悪くて」 「うん……」 通り道の公園に行ってブランコに座る 空を見上げると、夕焼け 「ユキくん今日は1年記念だよ」 涙もでない。 もう、でない。 「どこに行ってたの?事故にあった日」 そんなことを呟いて 少しでも現実から逃げようとした。 私はそんな毎日を来年の7月7日まで 繰り返した そう、あの日まで……