赤いりんごの青い果実




20分程した頃…





ぐぅー、という音で

皆ペンを止めた





『…えと』



「ごめんなさい…俺です」


照れながらおずおずと手を挙げる朽木君


部屋の時計を見ると、

12時を少し過ぎたころだった


「恥ずかしい奴」

「う、うるせぇ!
今日何も食べてないんだよ…」

『お、お昼にしよっか』

「さすが涼宮!分かってる!」

「出前でも取るの?」

「あー…うどんくらいなら…ある」

「龍雅に料理はちょっと」

「我慢しろよ…」


うーん、私が作るって言っても、
いいのかな?