「ん、涼宮顔赤くない?」 『え?』 あ、そっか… 津ケ谷君には赤面症だってこと、 言ってないんだっけ 「もしかして龍雅の風邪移った?」 『!!』 ぺたり、津ケ谷君の手が 私のおでこに触れる ううううう恥ずかしくなってくる ししかも前髪が避けられて 顔めっちゃ見えちゃってるし… 「…あれ」 「晃何してんのお前!」 「いや顔赤いから熱でもと」 「そういう体質なのこの子は!」 「あーそーなんだ」 「早く手ぇ離せ」 「うーん」 あれっ離してくれない? 『ど、どどうかした、の?』