そりゃ、先輩はモテるし彩香以外にもたくさん先輩とメールしてる人がいるって事ぐらい分かってるよ。 でも……苦しい。 やきもち? 嫉妬?? …最低。 友達にやくなんて… 「でも、メールすればたくさん先輩の事知れるじゃん! 良いのぉ?」 『いいってば!!』 彩香と砂穂は驚いた顔をしていた。 しまった… 『ご、ごめん!』 2人は首を横に振って微笑んだ。 「じゃあ、なんかまた山下先輩の事で聞きたい事があったら彩香になんでも聞いてね?」 『ありがとう。 …じゃあさ、先輩って……彼女いるのかな?』