次の日またいつものように学校へ登校していた。


すると――


自転車置場で女の先輩ととても楽しそうに話している先輩を見つけた。


私は足を止めてじっとその様子を見つめていた。
そんな私に気付いた優梨は


「陽菜…行こう?」


と腕を引っ張った。