ある日優梨が遅くまで残るというので私は疲れていたため先に帰る事にした。 のんびりと歩いていると、後ろから名前を呼ばれた。 振り向くと山下先輩が走って来た。 私の横に並ぶと 「途中まで一緒に帰ろっか?」 と言われた。 『彼女さんは…?』 「彼女は今日休みだったから俺一人なんだよ。」 と笑った。