バレンタイン もちろん私が渡すとすれば先輩しかいない。 だけど弱虫で勇気がない私には渡す事が出来ない。 それに彼女がいるのに渡したら先輩も困るだろう。 だから私は渡さない事にした。 私以外の他にも山下先輩のファンは彼女が出来てもいなくなる事はなく、たくさんの人が先輩を待ち伏せしているのを見た。 その度先輩はすごく困った顔をして断っていた。 良かった、渡さなくて。 もし渡して断わられたら… 耐えられなくてまた泣いてしまうだろう。 もう泣かないって決めたから。