びくっと、肩を飛び上がらせて振り返れば、目をこすりながらこっちを向いている山下先輩。 「寝るの…? ってか寝るほど体調わりーの? 大丈夫か?」 『いや、ちょっと眠かったんで、さぼってるだけです!』 心配そうな顔をする先輩に慌てて言い訳をした。 「そっか、俺もさぼり~!」