優しくされて余計泣けてきた私もようやく落ち着いて先輩の事を見上げるととても切なげな、悲しそうな顔をした先輩と目が合った。 「俺の事、うざいよなぁ? 妹妹って…ごめんな? でも…俺さ、ほんとに陽菜ちゃんの事心配だしほっとけねぇんだ。 しかも俺マジお節介だし、迷惑がられてもしょうがないけどこれからも俺、陽菜ちゃんに話しかけたりするから!」 『………………。』 言葉が出ない… 先輩、そおゆう優しいところが私にとっては辛いんだってば。