絶対私、先輩に引かれてる… なんだ、こいつって思われたんだろうなぁ。 でも、これでもう先輩は私に関わらないだろう。 前みたいに遠くから見てるだけなら辛くないよね? フワッ…… !?? 先輩は拒絶するどころか私の頭を暖かい温もりの手で包んでいた。 「ごめんなぁ… 俺しつこかったよな? お節介だし…… ごめんって、泣くなよ…」 違うよ、先輩。 なんでそんなに優しいの? 優しくされるたび私は先輩を好きになってく。 今もそんな優しい顔して優しい言葉を呟くから私また好きになっちゃったじゃん。