「ハナちゃん‼︎…起きてー!」


ん…?




この声は…





「タイガ…くん?」




「そうだよ!わかるー?」



「うん…レオは?」


私は寝転んだまま聞いた
すると…




タイガが呆れた顔をして


こちらを見た




「レオより自分の心配しなよ〜傷大丈夫???」

傷???


あぁ……たしか窓ガラスが……



って……




「全然…痛くないよ」





「…え?」




タイガは目を見開いていた





正直あたしもびっくりした