絶対に守ってやる







背は小さくて…目はクリクリ





まだ幼かった俺だけど…
一目惚れしたんだ。




俺はパラード国の王子


人間とは結ばれない運命なのは
幼い俺でもわかっていた。





許されない





とわかっていても…俺は彼女に夢中だった。





「レオ〜!遊ぼ!」
「うん!」




俺は毎日…ユリと遊んだ




毎日が楽しくて



辛い魔法訓練にも耐え抜いていた




一生このまま続けばいいのにって
思っていた。