「黙れ…」
光が一切ない瞳
絶対何か過去があったはず
無理矢理は聞かないけど…
「どうしたんですか?何故そんな寂しい顔を…」
「黙れと言っておろうが人間!!!!」
グォォォォーーー
牢獄がとてつもなく揺れ始めた
「ひゃ!何??」
グラグラ…
もしかして…私が怒らせた??
「お前には関係ない!!!勝手にはいってくるんじゃねぇ!」
かっ関係ないですって???
「そうよ!!!関係ないけどさ!!!!別に入ったわけじゃないし!!聞いただけよ!」
あ…………
思ったこと言ってしまった……
すると……
今までに見たこともない
恐ろしい顔になって、私は
体がビクッとなった。

