私が6歳の頃
私の心に焼き付く事が起こった
小学校から帰ってきた私は

辛い思い出が焼き付いた

「ママー?ママ?どこ?」

あんまり、親が見当たらないので
寝室に行ってみると
目を疑う光景を目の当たりにした
寝室部屋にママが首をつっていた
私は思わず家を出てしまい
いつもの公園にむかった

すると寂しそうに真冬は
空を見上げていた
私はただ、真冬の寂しそうな
顔をみることしか出来なかった
真冬はなぜ寂しそうな目を向けて
空を眺めているのか
まだ、この時は分からなかった

真冬は私の視線に気付き
話しかけてきた

「恋菜ちゃん、どうしたの?」

真冬は心配そうに話しかけてきた
私は真冬に話せなくて
ただ、無言で真冬に抱きつくままだった
真冬は私が抱きつくと少し戸惑いを見せたが
優しく私に抱きつき返した
真冬の腕の中は温かくてとても懐かしい感じがした