着物の着方は平成にいる時に覚えさせられていたから難なく着れた。
唯「ど、どうですかね…。」
私は聞きながらお沙弥さんを見たら黙って私をじーーーっと見ていた。
やっぱりこんな綺麗なの私には似合わないだろうなぁ…。
沙「っ!!あかんあかん可愛すぎて見とれてしもうたわ。」
唯「ええ!?いやいや可愛くなんてないですよ!!」
いくら否定しても褒めまくられるのが恥ずかしくて仕方なかった。
多分。顔真っ赤。
沙「さてさて後は髪結って化粧したらおしまいどす。」
そう言ってお沙弥さんが綺麗に髪を結ってくれた。
可愛い簪が髪に刺さっている。
唯「あの、お沙弥さん簪まで…悪いですよ。」
沙「ええんよ。これもあたしからの贈り物やとおもとって。」
ニコッと答えてくれた。
なんでもしてもらって悪いなぁ………。
