となるとお礼は今度になるから大きな木見に行こうかな。

色々考えを整理しているとお沙弥さんが話しかけてきた。

沙「お家はどこなん?」

あ、そうだった。
私。時空移動して来たんだ。
家なんて無いんだ。

沙「唯乃?」

こうなると、言うしか、、ないっ!!!!

唯「あっあの!!信じてもらえないかもしれないのですけど話聞いてくれますか!!!!」

沙「?ええよ?」

不思議そうに首をかしげるお沙弥さんに私は自分でも未だに信じきれてない事を話す。

唯「私は平成27年から来ました。今から役150年後から、来たん、です。」

変な空気が流れる…。
そりゃそうだよね。道端で拾ってきた見ず知らずの少女が未来から来たよなんて言うんだからこうなりますよね……。

沙「じゃあ、未来から来はったってこと?凄いなぁ。そんなことあるもんやねんなぁ。」

……………?
え?

唯「え?信じてくれるんですか!?」

沙「え?嘘やったん?」