スクバがあったはず…。
スクバの中身を漁ってケータイ、ケータイにつながれたイヤホン、筆箱など色んなものを出した。
唯「これはケータイといって遠い場所に居る方と連絡を取れるからくりです。そしてこの繋がっているものはイヤホンと言ってここから先音を聞くことができるんです。」
ケータイの画面をつけてみる。
皆興味津々な様でケータイをガン見している。
イヤホン誰にさせようかな…。
1番信じやすそうな…………。
唯「沖田さん。これ耳につけてください。」
と言って沖田さんにイヤホンの片方を差し出した。
沖「これはどうやって付けるのですか?」
あ、そっか分かんないよね。
唯「こうです。」
もう片方を自分の耳につけた。
それを見よう見まねでつける沖田さん。
唯「そうですそうです。えっと今から音流しますね?」
私が普段聴いている音楽を小音量で流すと慌ててイヤホンを外した沖田さん。
沖「えええええ!?な、なんか聞こえました!!!!なな、なんですか!?!?」
唯「そ、そんなに慌てなくても大丈夫ですよ。」