シュンがじっと私の目を見つめてその内容を伝える 「立ち止まるか進むかは自分で決めろ」 だって。なんのこと?と、首をかしげてるシュン 「別に。じゃあね」 その質問に答えることなく、私は校舎に入った 廊下を歩きながら瀬戸ソウマからの伝言を思い出す。 "立ち止まるか進むかは自分で決めろ" 何それ。私は今立ち止まってるとでもいいたいの? そんなわけない。進んでるよ