枯れた涙のその先に


「なになに。私が悪いの?」

黙って聞いてたハナが入ってきた。

「あんた以外いないでしょ。」

「ひどーい!せっかく友達になったのに。」

「なってないから。勝手に決めないで。」

「一緒にお弁当食べたじゃん!」

「あんたが勝手に隣で食べてただけでしょ。」

「だけど…「はいストップ!」」

言い合いをしてる私たちの間にシュンが止めに入ってきた。