「ユキナさん!よろしくお願いします」 みんなが声をそろえて私に頭を下げる。 「えーー⁉︎ちょっと止めてよ!困るから」 マジでやめて。なんの嫌がらせ? 「はいはい。挨拶終了。ユキナちゃん困ってるから頭あげて」 シュンがみんなに言ってくれたおかげで全員顔をあげた。 「ごめんね。ユキナちゃんびっりさせて」 シュンは謝ってくれたけど、別にシュンのせいじゃないし、謝らないでほしい。