枯れた涙のその先に


「ユキナ行こう!」

ハナに手を引かれ、車から降りるとこの前と同じようにたくさんの人がいた。

「ハナさん!シュンさん!お帰りなさい」

2人に頭を下げ、挨拶をする。

「そうそう。この前言ったけど、この子がユキナ!私たちの新しい仲間だから」

ハナが嬉しそうにみんなに言う

「いや…私は仲間じゃ…」