枯れた涙のその先に


マジで助かったわ〜

ハナにお礼言わないと!

「これで終わりだ!1時間目の準備しとけよ」

朝のSTが終わり、ケーちゃんが教室を出て行く

それと同時に、ハナも私の席まで来た。

「ケーちゃん単純で助かった。とっさに思いついたウソだったんだけどね」

「とりあえず、よかった〜。ありがとね」

「この前助けてもらったお礼だから。」

2人で話してるとハナの友達のマキとノゾミが入ってきて「私たちも友達になろー」と言ってきたけど、それは丁寧にお断りした。

友達じゃないしね。